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APD(Auditory Processing Disorder)
「聴覚情報処理障害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

わたしは自分がこの症状を持っていると考えています。



もちろん、いつも言葉が聞き取れてないわけではないです。

漫画にあるような、特定の状況下だと起こりやすいのです。



「自分は耳が悪いんだなー」と思っていました。

テレビの音量は大きくしないと聞こえない、
いや、聞こえないわけではなく、何言ってるかわからないんです。

会話の中で「え?」「なんて?」と聞き返すことはしょっちゅうです。
もう一度言ってもらって、注意深く聞いていてもわからないことも多々。

自分のこういった症状を単に「耳が悪い」で長年片づけてきました。

なのに、聴力検査はいつも問題なし。

「まあ検査は静かなところで注意深く聞いてるから聞こえるんだろう」
ぐらいに思ってました。

そうじゃなかったんです。

音は聞こえてるんです。声は聞こえてるんです。
それを「言葉として認識する」のが難しい時があるんです。



「APD」「聴覚情報処理障害」という言葉を知ったのは偶然でした。

以前に鬱っぽい状態になった時があって、自分は発達障害があるんじゃないだろうかと感じました。

ネットや本で自分の得意なこと、不得意なことと照らし合わせ色々調べていたところ、

「聞こえているのに、聞き取れない」

こんなワードが目に飛び込んできました。

「え? それ、わたしだけじゃないの?」

びっくりしてさらに調べていくと……あまりにも自分の症状とそっくりでした!

病院で正式な診断を受けたわけではありませんが、
セルフチェックシートでは109点を下回るとAPDの疑いありのところ、堂々の54点!

わたしを長年悩ませていた原因はコレだったんだ…。

頭にずっとかかっていたモヤがすっと晴れたような気持ちでした。


今回の漫画ではAPDの症状がどんなものか、自分の経験とともに紹介したいと思います。

もし同じような症状で苦しんだり悩んだりしている人の目に留まれば幸いです。

↓ 次のお話


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